ゲストハウス開業にかかった金額

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開業資金はいくらくらい?

34歳だった私たちは、大阪の福島というところで同棲をしていました。

サラリーマンに戻りたくない僕はアルバイト生活です。。。昼間は通訳案内士の資格を取るために勉強に時間を当て、時給のいい夜間に働いていました。この仕事についてはまた別の会で書こうと思います。

二人で借りた部屋の家賃は15万。(大阪の相場で、二人用の部屋としてはかなりの額です。)

最上階で、バトミントンコートが二面取れるくらいの屋上がついていました。

お金なんて、ほんまにもってなかったのに。。。。

アホです。笑

まず当時流行っていた"福島"に住んでみたかったんです。

アホです。

東京サラリーマン時代は会社から住宅手当がかなり出ていたので、ええところに住んでいました。

その幻想を忘れられず。。。

完全にアホです。笑

毎月毎月家賃の支払いに四苦八苦するのですが、ちょっとでも埋め合わせをするために、ネットでお小遣い稼ぎを思いつきました。

「ヤフオクで買ったものをebayで売る。」

「ebay上の売上金を使ってまたebayで買い物をし、それをヤフオクで売る。」

まるで錬金術かのような方法でお金がそれなりに動いていました。笑

食費くらいにはなっていたと思いますので、かなり助かりました。

とにかく、貯金をする余裕があるわけもなく、ゲストハウス開業を目指している人たちとは思えないような、お金のない生活をしていました。

めちゃくちゃ楽しかったですけどね。笑

妻がいくらお金をもっていたのかは知りませんが、当時持っていたお金は、2人合わせて、、、

100万。未満。

それにも満たなかった可能性の方が高いです。(妻の所持金を把握していなかったため不明)

ゲストハウスの経営を始めるのに、足りるわけがありません。

でも僕たちが目指しているのは高級宿ではありません。

施設はそんなによくなくても、手作りでアットホームな宿。

それならそんなにお金をかけなくてもできるはず!

 

ゲストハウス物件探し

私たちが思い描いていた規模は、収容人数20〜30人

(この人数を2人だけで何もかもを回すのは無謀であることに、そのころは気付いていない。)

場所は大阪市内。道頓堀や梅田の一等地ではなくても、それなりに人の流れがあって極端に不便でなければOK。

普通の賃貸物件取り扱い業者。

店舗物件を専門に紹介してくれる業者。

いろいろなところを周りまくりました。

" ゲストハウスをやりたいんですけど、いい物件ありますか?"

"また見つかればご連絡します。"

という返答がほとんどでした。

それでも、半年ほどいろいろなところに相談にいっていると、ゲストハウスとして使用出来るかはまた別問題として、建物の候補はいくつか出てきました。

家賃はだいたい、、、

安くても30万。

40万以上も想定しないといけない。

この辺りが2009年頃の大阪では相場でした。

仲介料、敷金礼金、数ヶ月分前払い、いろいろ足していくと、

100万ではスタートも切れない状態であることがわかってきました。

借金しよう。

選択肢はこれ以外にありません。

借金 というと何かマイナスなイメージもありますが、何か事を起こす際に誰かに支援してもらうというのは世の常。

思い切って借りてしまいましょう!

でも、貸してくれるのでしょうか!!??

ゲストハウス開業資金総額発表

とりあえず"商工会議所"に行って自分たちの思いを伝えました。

無謀な計画だと思われていたと思いますが、担当の方がとてもいい方で、親身になって僕たちの夢物語につきあってくれました。

国民金融公庫(現 日本政策金融公庫)でのお金の借り方、作戦の練り方も本当に丁寧に教えてくださいました。

とはいえ、物件がないと借りるお金の計算もできません。

いろいろと話を聞きまわり始めてから、約半年が経とうとしていました。

僕たちは市内中心部はあきらめ、淀川を北に越えるあたりまで範囲を広げました。

しかしそうしてみることで、繁華街でなく、地元の人たちが暮らしている中で宿をやってみたい、という気持ちが自分たちの中にあったことに気づかされていったのでした。

その方が家賃も安いですし。

繁華街にずっといるのも、年々疲れるようになってくるでしょうし。。。

なにより、、、、

子供が産まれることになっていました。汗

郊外の方が僕たちには向いている。

全て同時進行で行っていくことになりました。笑

そしてようやく運命の物件と対面するのでした。

家賃20万。

安い!!

しかし建物は。。。。

古い!!

汚い!!

そして、何か変、、、

大丈夫でしょうか?

と家族はもちろん友人でさえ疑いの念がなかなか取れない建物でした。

大幅なリフォームが必要です。

結局お金が必要!!

築50年。いろいろと手直ししているところもありますが、人を泊められる状態ではありませんでした。

リフォーム代ざっと600万円。

物件契約の初期費用諸々で

ざっと150万円。

お〜〜〜っと!! なんか庶民には壮大な話になってきました!!

。。。。冷や汗が止まりません。。。笑

リフォームは、自分たちでできることはやることにして、最終的には400万くらいで済んだと思います。

ただ、それくらいのお金がないと話も始まらないという現実に、僕たちはその都度直面しながら学んでいくのでした。

そんなに無計画でも大丈夫なもんなん。。。??

日本政策金融公庫(旧 国民金融公庫) から借金

貸してくれなかったら、、、、

終わりです。

不動産屋。

建物オーナー

建築士さん。

工務店。

いろんなことが目まぐるしく動き始めていました。

自分たちは100万ももってないのに。冷汗

生活金融公庫にて書類提出。

僕たちなりの万全の準備をしたつもりでしたが、不安がよぎります。

僕たちは別室に呼ばれました。

部長さんとやらが加わり、僕たちの話を真剣に聞いてくれました。

そして、、

600万即決!!!

商売を始める上で、600万というのは大きな話ではないと思います。

でも当時がけっぷちの僕たちにとっては、とてつもなく大きなお金に感じたことは間違いありません。

とりあえず工事ができて事が前に進むことになり、ひとまずはほっと一息です。

持ち家?

家賃物件?

物件購入?

規模や場所は?

いろんな要素が絡み合うので、一概にいくらかかりますということははっきり言えませんが、

自分たちの経験、同業者の話から判断すると、、、

300万〜1000万程度

小規模ゲストハウス、ホステル開業資金の目安になるのではないかと思います。

高いととるか、安いととるかは、あなた次第! 夢を追いますか? やめときますか?

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